高齢者疑似体験講習会をおこないました
- 2009.11.06 医局秘書より
11月4日(火)にスタッフ全員で高齢者疑似体験の講習会を受けました。
高齢者の方は身体機能が低下するため、日常の行動が困難になります。
実技では、さまざまな道具を身につけ、高齢者の方に近い状態になりました。
まずは白内障の方の視野を体験するため、曇りガラスのメガネやゴーグルを着用します。二重にしたゴム手袋を両手にはめ、足には重りを着け、タオルを手足の関節に巻いたので、手足は思うように動きません。最後にヘッドホンや耳栓で、声を聞こえにくくしました。
そして院内で会話や階段の上り下りといった、日常体験をしてみました。
さらに目薬を挿す、問診票の記入、会計での支払いといった、患者さまの立場での疑似体験をおこないました。
私たちが何気なくしている行動も、高齢者の方にとっては、時間がかかったり、危険を伴うことを実感しました。
今後は、この体験を生かした、より良い眼科医療・サービスを目指していきたいと思います。