白内障手術について

当院では高い医療技術と最新の手術設備で安全な手術を行っています

当院では、患者様一人ひとりに合わせて病状を説明し、手術の方法やリスク、バックアップ体制などをご理解いただいた上で、安心して手術を受けていただけるよう努めています。
また、手術実績は県内有数の実績となっており、経験豊富な医師による治療を提供いたします。

白内障の治療方法

白内障手術は目薬による麻酔のみで、痛みや出血がほとんどな手術です。
濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、眼内レンズを入れるという方法で行われています。白内障が進行して、核が固くなっている場合は、水晶体の核を丸ごと取り出すこともあります。

白内障手術の合併症

合併症(がっぺいしょう) とは、白内障手術中あるいは術後に起こる都合の悪い状態のことです。 合併症の起こる確率は少なくなりましたが、絶対に起こらないとはいえません。もしも合併症が起こった場合でも、当院では最新の医療技術で対応いたします。また、当院では開院以来、合併症の発生件数0を更新中です。

白内障手術中の合併症

種類 症状
破嚢 手術中の合併症です。眼内レンズを支える膜(後嚢)が何らかの原因で手術中に破れることがあります。これを破嚢といいます。破嚢が起こると、手術に少し時間がかかります、また大きな破嚢が起こった場合には、眼内レンズを挿入できない場合もあります。この場合は、後日眼内レンズを眼の中に縫いつける方法で挿入いたします。

白内障手術後の合併症

種類 症状
グレア 眼内レンズの素材は一種のプラスチックです。そのため眼内に入る光が反射されて、見ている物体の周囲に輪がかかって見えたり、光が長く伸びてまぶしく見えることがあります。しばらくすると気にならなくなりますのでご心配はいりません。
感染 手術の傷口から細菌が入り、繁殖することを感染と呼びます。糖尿病や抵抗力の低い方にはまれに起こることがあり、最悪の場合は失明することもあります。手術後、きちんと点眼していれば問題ありませんが、術後2週間以内に急激な視力低下、眼痛、充血などがありましたら、すぐにご連絡ください。早期に治療する必要があります。
後発白内障 白内障手術後数ヶ月から数年たって、眼内レンズを支える膜(後嚢)が濁り、視力が落ちてくることがあります。この場合はヤグレーザーという機械を使用し、濁った膜に穴をあける治療をいたします。治療は外来で短時間で行えます。また痛みもなく、翌日から視力は回復いたします。
術後炎症 手術後角膜が腫れたり、眼圧が上がってしばらく見えにくい場合があります。医師の指示に従って点眼あるいは内服を続けていれば3~4日で回復いたしますのでご心配いりません。

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